🎨 FUJIフェス「第1回塗装コンテスト」開催!

先日開催されたFUJIフェスでは、「第1回塗装コンテスト」が開催されました。
熟練の塗装技術を持つ社員が、塗装未経験の従業員に直接指導するという、学びと創造が融合した特別な企画となりました。
🖌️ 職人の技を「伝える」、新たな才能の発見
コンテストの大きな見どころは、経験豊富な塗装のエキスパートたちが、普段あまり塗装に触れる機会のない社員に、スプレーガンの持ち方から色の混ぜ方、塗料の特性まで丁寧にレクチャーをし、塗装マンの的確なアドバイスとデモンストレーションに、参加者たちは目を輝かせながら耳を傾けていました。
しかし、もう一つ重要な側面がありました。それは、参加者が「どんな作品にしたいか」を熟練の塗装マンに伝える難しさです。
頭の中には漠然としたイメージがあるものの、それを具体的な言葉で表現したり、塗装の専門用語で伝えたりすることは簡単ではありません。
「もっと鮮やかにしたいけど、どうすればいい?」「この色とこの色を混ぜたら、どんな雰囲気になりますか?」といった試行錯誤のやり取りが見られました。
塗装マンも、抽象的なイメージを具体的な技術に落とし込むため、熱心に質問を重ねたり、いくつか選択肢を提示したりして、参加者の意図を汲み取ろうと奮闘していました。
最初は戸惑っていた参加者も、この「伝える」プロセスを通じて、自身のアイデアを整理し、塗装の専門知識を少しずつ習得していきました。そして、熟練の塗装マンもまた、普段当たり前のように使っている技術や知識を、いかに分かりやすく伝えるかを考える良い機会になったようです。
まさに「教えるは学ぶの半分」を体現するような、素晴らしい光景が広がっていました。
藤塗装では、このような「技術を伝え、育む」文化が育まれています。未経験からでも安心して新しい技術を習得できる環境が、ここにはあります。




🏆 全従業員投票で栄えある受賞作品を決定!
塗装コンテストの優勝作品は、全従業員による投票で決定しました。
フェス会場の一角に、完成した作品をすべて展示し、昼休憩や休憩時間を利用して、多くの従業員が思い思いに作品を鑑賞していました。
「この色使い、すごいね!」「これはどうやって塗ったのだろう?」といった声が飛び交い、作品を通して会話が生まれる様子は、とても素晴らしい光景でした。

各作品を見た従業員は、それぞれが「一番素敵だな」と感じた作品に一票を投じ、厳正な集計の結果、見事栄えある優勝作品に輝いたのは…作品名「モンゴル国旗」でした。

モンゴルと日本の国旗をモチーフに、両国の文化が融合する美しいデザインが施されており、見る人の心を強く惹きつけました。特に、両国の象徴的な色使いと、細部にまでこだわり抜かれた筆致が評価されました。
そして、惜しくも優勝は逃したものの、準優勝と3位の作品も甲乙つけがたい素晴らしい作品でした。
準優勝に輝いたのは、作品名「Skin of stone」で、石の質感を出すように色の塗り重ねにこだわって作成した作品でした。

また、3位入賞作品「ベトナム&インドネシア国旗」は製作を指導した塗装マンの話によると、今回のフェスが異文化交流も目的にしている為、国名は知っていても国旗まではあまり知らないと思い国旗にしたそうです。また、優勝作品同様、マスキングを使用する事で、マスキングの難しさと綺麗にマスキングが出来た時の見栄えの達成感を味わってもらいたいのもあります。とお話を頂きました。

同率3位の作品「夢蝶結晶」は、グラデーションとマスキングシールでイメージを作成しました。

受賞者の名前が呼ばれるたびに、会場からは大きな拍手が送られました。
惜しくも入賞を逃した社員たちも、互いの健闘を称え合い、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
受賞された皆さん、本当におめでとうございます!


🎉 創造性とチームワークの祭典
今回の塗装コンテストは、単なる技術を競う場ではなく、社員一人ひとりの創造性を発揮し、部署や役職を超えて交流を深める貴重な機会となりました。作品について語り合ったり、互いのアイデアを尊重し合ったりする姿は、まさに弊社の掲げる「チームワークとコミュニケーション」を象徴しているようでした。 藤塗装では、社員一人ひとりの成長を支援し、個性を尊重する環境があります。
また機会があれば、社員の皆さんの新たな才能を発見し、交流を深める素晴らしいコンテストにしたいと思います。