社員旅行IN折り紙展示会

2/22(土)に社員旅行でヤマザキマザック美術館で行われているオリガミ作家の
布施智子さんの特別展示を見てきました。
布施智子さんは世界的に有名な折り紙作家で
特に複数の折り紙を組み合わせてつくるユニット折り紙においては
『ユニット折り紙の女王』と呼ばれるほどの方です。

写真は約500枚の紙で折った折り紙を組み合わせた、『アリ地獄』というタイトルの作品です。
始めてみたときはまるでダリアのような印象を受け、花などからモチーフを得た
作品かなと思ったので、タイトルを見たときは少し以外に感じました。

通路を進むと見えてくるのが通路いっぱいの空間を使用して展示された
『枯山水in葵』というタイトルの作品で、無限折りという折り方を使って
山野を表現した作品です。
布施先生のアトリエは北アルプスの麓は大町にあるとのことで、
登山をする身からするともしかしたら山は北アルプスの穂高連峰を、
川は梓川からイメージしたのかなあと勝手に思ってしまいました。

ケース内に展示されているこちらの『ダブルファン』という作品は
一抱えほどのサイズですが、
元は15mの長さの一枚の紙を折った作品だそうです。
折るのにどれだけの根気が必要になるのか、想像するだけで気が遠くなりました。

数ある作品の中で今回の展示のメインともいえる『レッドスネーク』という
タイトルの作品で、今回の展示のために作成したものになるそうです。
こちらはサポートの方含め4人で、約1年もの時間をかけて作成したとのことでした。
今回の展示会を見て、これまで自分がオリガミに持っていたイメージは根底から壊されました。
平面の紙でも工夫や考え方一つで、これほど無限の表現ができるのかと考えさせられました。

弊社と布施先生のつながりは、今から10年ほど前に自社の新商品を開発する流れから、
レーザー機で金属板に折り線を加工し、平面の金属を立体にした上で塗装を施すことで
新しい製品を生み出せないかと考えたことにあります。
そこからオリガミの世界に関わり、オリガミイベントに参加した際に
布施先生と出会い、お話をしたところ自身の制作活動において
協力をしてくれる業者を探していたという経緯があり、
カッティングプロッターを用いて折り線の加工に協力させていただいて
出来上がったのが、布施先生の代表作にも数えられる上記写真の『OROCHI』になります。
完成した折には布施先生から、藤塗装の協力が無ければ完成できたかわからないとの
お言葉を頂いたと聞いています。
残念ながら展示スペースなどの関係で、こちらの作品は今回の名古屋での展示は
叶わなかったと聞いていますが、ぜひ次回他の会場で展示の機会があったら
見に行ってみたいものだなと思いました。