社長ブログ

一人一人が営業マン②

一人一人が営業マン②

今回は、一人一人が営業マンについて、続きの話をお聞きします。

自分がお客様の立場になって気づく

何十年も前のことです。ある建設会社があります。他の用事があったため、夕方6時半くらいに訪ねました。声をかけて待っていたら、一人の男性が、お盆でお茶を持ってきてくれました。一日の現場仕事で汚れている作業服を着ていました。その時、「これこそ一人一人が営業マンだ!」と私は思いました。事務員さんが帰宅した中で、来客対応を誰かが指示した訳でもないのに、自ら進んでお茶を入れてきてくれたと感じました。私にとって、そのおじさんの丁寧な“おもてなし”は、会社の顔となっていました。つまり会社の印象を大きく決めるのは、一人一人の従業員によるお客様への対応であり、その一つ一つが、とても大切だということです。

営業力=信頼力・信用力=『まめ』な仕事

皆さん、お客様にとって会社というの実は建物や設備の良さではなく、その中にいる一人一人、それが一番大事です。お客様が電話したり、来社されたその時に、応対した人が会社を代表する顔となるのです。

また、営業力というのは、“口八丁手八丁”に言葉を並べて物を買ってもらったり例えば、お客様をゴルフや飲食に誘い接待をして、仕事をもらうことだと考えている方もいるかもしれません。営業力というのは、会社に対する『信頼力・信用力』だとのことです。

だからこそ、毎朝皆さんが唱和している経営理念は『まめ』であり、常にお客様に役に立つことを考えて、目の前の仕事を一つ一つ丁寧にすること大切にしています。お客様の困りごとに対して丁寧に耳を傾け、それに誠実に応えていく姿勢がお客様の信頼・信用となり営業力となります。

これからも、お客様の役に立ち、『塗装のことなら藤塗装に任せて安心』とファンになってもらえる会社を共に目指しましょう。そして、それ以上に、信用を超えて『尊敬』(リスペクト)される会社を目指していきましょう。