「心の持ち方」で人生を豊かに

私には人生の先生と思う方がいます。
一人ではなく、今までいろんな方と出会う中で、
先生と思う方々には共通点があると分かりました。
それは、心の持ち方が大切であるということです。その中から二人の話を紹介します。
1.「人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力」
京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫さんは、人生や仕事の結果は、
考え方と熱意と能力の3つの要素の掛け算で決まると言いました。
能力と熱意は、それぞれ0点から100点まであり、
考え方とはマイナス100点からプラス100点まです。
どれだけ能力と熱意があったとしても、考え方がゼロであれば成果は導けないという事です。
むしろ、考え方がマイナスであれば、能力や熱意が高ければ高いほどダメになります。
能力を鼻にかけ努力を怠った人よりは、自分には普通の能力しかないと思って
誰よりも努力した人の方が、はるかにすばらしい結果を残すことができます。
2.「成功の3つの理由」
パナソニックの創業者である松下幸之助さんが自分の成功した理由を次の3点だと上げました。
①貧乏だったこと
②学歴がなかったこと
③体が弱かったこと
普通この3つは、何か夢を持とうしたとき、「できない理由」にあげられることが多いですね。
しかし、松下さんは、肯定的な考え方を持ち、貧乏だったからお金の大切さが身にしみ、
学歴がなかったから素直に人に聴くことができ、体が弱かったから人に任せることが
出来るようになりました。
二人の話を聞いて、生まれつきの境遇や能力は変えることができないが、
マイナスに考えるかプラスに考えるかによって、物事の見え方が180度変わり、
人生の歩む方向を大きく変えることができると感じました。
ぜひ、皆さんも、マイナスと思いがちなことに対して、
常にプラスに考え仕事に取り組んでください。心の持ち方ひとつで、
自分の人生を、物心両面から、豊かにしていくことができます。